ドライ運転の方が冷える!?
「ドライ(除湿)運転で充分涼しい」
よくお客様よりお聞きます。
エアコンのドライ(除湿)運転は簡単に言うと【強制弱冷房運転】です。
氷水の入ったコップに水滴が付きますよね。あれは空気中の水分が液化した状態で、それを大量に行うと除湿されて湿度が下がります。
ドライ(除湿)運転とはエアコンを冷房運転で強制的に結露させて湿度を下げる運転なんですね。
つまり
冷房→設定温度で室外機ストップ!もう冷やさない!
ドライ→とりあえず、ずっと冷房運転します!
て事が行われています。
もちろんドライ運転は部屋を冷やすことが目的では無いので弱冷房運転となります。
ただ、ドライ(除湿)運転だけをしていても、エアコンの能力が充分であれば、部屋の温度はしっかり下がります。
ですので
【当然ドライ運転の方が冷える場合もある】
という訳です。
最近はサーミスタの精度も上がったせいで正しい室温管理ができてしまいます。
「同じ25℃設定で使ってるのに、前のエアコンの方が冷えた」
これもよく聞きますが
温度計で測ってみると室温が25℃になってる事が多いです。
前のエアコンは設定温度以下まで冷やしてくれてたってことです。
つまり物足りないなら、単純に納得出来る温度まで設定を下げるしかありません。
好みもありますし、なかなか空調管理は難しいものですね。
さて台風19号はどうなるのでしょうか。
今のところ名古屋は大丈夫ですが、本当に心配です。自分自身と家族はもちろん皆さんの無事を祈るばかりです。